Tag: 外因性 動機

  • 「やる気に関する驚きの科学」を子供達の教育に当てはめてみる

    「やる気に関する驚きの科学」を子供達の教育に当てはめてみる

    これからの時代に人を動かす動機付けの方法とは?     この記事を書いた私は?     オーストラリアで二人の子供(10歳と5歳)を ホームスクーリング(学校に行かない教育法) そのうち特にナチュラルラーニングと呼ばれる方法で 育てています。   「ホームスクーリングをしています。」と言うと 「勉強を家で教えているのですか?大変ですね!」とか   「コロナで自宅待機時に子供に勉強させるのがむちゃくちゃ大変でした。 それを毎日やっているなんて凄いですね!」 といったお話をされるのですが   とにかく子供達に勉強の「やる気」を起こさせることが 大変云々ということをお話されて   「それを毎日やっているあなたは大変でしょう」 といった旨を話されるのですが   私はいつも「いやそんなことないですよ。」 と言うのですね。   そこから説明するのは結構長くなるので 「??」という表情の相手の疑問を解明することなく 別の話に移ることもあります。   そこで今回は、子供達を叱咤激励して勉強をさせることに 四苦八苦されている先生や親御さん達に 今回はダニエル・ピンク氏の「やる気に関する驚きの科学」という TED 講演をご紹介したいと思います。   ピンク氏のこのTED Talkも私が大好きなTED 講演の一つです。   20世紀的な動機付け(やる気の出し方)とは?     人々にもっと働いてもらおうと思ったら報酬 (ボーナスやコミッションなどのインセンティブ)を与えるというのは 成功報酬的な動機付け、つまり「これをしたら、これが貰える」 (If Then方式)と呼ばれます。   現行のビジネス界ではまだこの成功報酬的な動機付け つまり報酬というアメを与える方法が最も一般的ですね。   しっかり働けないのならば減給や解雇、 つまりアメとムチという外的動機付けに頼っています。…