「良かれ」と思って押し付けると、子供がかえってルールが守れなくなる事とは??
今回は「良かれと思って押し付けると
子供がかえってルールが守れなくなることは??」
についてお話していきたいと思います。
目次
オーストラリア子育て選手権番組で繰り広げられてること
今回は何故この話になるかというと
毎週月曜日、12時からのアンスクーリングわくわくマンデーFacebookライブの後に
オーストラリアの子育て選手権番組を
みんなで観ているのですが
その子育て選手権っていうのは
10通りの子育てをしているオーストラリアの家族たちが
「自分たちの子育て方がいいよ!」ということで
いろんなチャレンジをしながら
子供たちがどんな感じでどんな反応をするかってことを
競っている、そういう番組なんです。
その番組で今、何が行われているかというと
大きなおうちで、勝ち残ってきた4組の家族たちが集まって
それぞれの子育て法の代表のご夫婦が担当になって
その4組の家族の子供たち、12人を
自分たちの子育て法で一日だけお世話をする
ってことをやっています。
厳しい子育ての親御さんのチャレンジ!
今回は、厳しい子育ての親御さんたちが
12人の子供たち見ていて
チャレンジの内容っていうのが
「オーストラリアバーベキューをみんなでやる」
ということなのです。
それで、子供たちが楽しく過ごせるかどうか
というのを見ているのですが
そうしたら、厳しい子育ての親御さんたちは
「まずはしっかり仕事をして、やるべきことをやって、
楽しみは後でとっておく」
というふうに言っていて。
そのバーベキューの準備を子供たちに
どんどん指示をして、やってもらったのですが
今回の視聴会の内容は
バーベキューも終わって
みんなで遊びの時間で
遊ぶ時に大きな水鉄砲みたいなのを
子供たち、ひとりひとりが手にして遊ぶのですが
遊びの時間もルールがたくさん!
そこでもまだ「ちょっと待った!!」
という感じなのです。
何があったかというと
厳しい子育ての親御さん達が
すごく沢山のルールを
子供たちに強いるわけなのです。
水鉄砲で遊ぶルール。
そのルールを20分くらいかけて
これはこうこう、こうで、こうして...
ということを説明するわけなのです。
本当に、たくさんのルールを話していて
厳しいしつけの親御さんは
「今、言ったことを繰り返してみて。
ちゃんと分かったかどうか、繰り返してみて」
と言っても
子供たちは、ポカーンって感じなんです。
「ルールが必要だ」という言い分は、、、
厳しい親御さんたちの言い分としては
きちんとルールがを設定してあげないと
親達、大人達が何か明確な
「こういうことを期待してる」ってことを
きちんと設定してあげないと
「子供たちっていうのはそういうフレームワーク、そういう型がないと
安心安全を感じることができない」
という風に言ってるわけなのです。
それで、そのルールとか境界線をしっかり作ってあげて
それについてしっかり時間を取って
説明してあげるわけなんですね。
「それをきっちり守るように」ってお父さんが
まあ本当にくどくどと言っていまして。
それで、実際にゲームがスタートするわけなのですが、さて!
子供たちはルールを守れたと思いますか?
そうしたらどうでしょうか?
しっかりルールが守れたでしょうか?
皆さんはどうなったと思いますか?
それがですね、まったく反対で
全然ルールが守れなかったのです。
たくさんのルールを強いた結果…
それは何故かというと
まず一つに
子供達がルールをわざと守らないとか
守らないようにしてる
つもりではなくて
たくさんルールがありすぎて
もう分からなくなっているのです。
沢山のルールを詰め込みすぎられちゃって
上手く理解できなくて
もう大事なのが何か分からない。
ルールが分からなくなって
ルール破りが勃発するわけですよ。
そのチャンスを与えてしまったのは大人!
ここで分かることは
たくさんのルールを設定することによって
実は反対にルールを破る。
ルールを破るきっかけというか
そういうチャンスを
私達大人は子供に与えてしまってる
ということが分かるんですよね。
例えば学校でもそうじゃないですか。
私が子供の頃もそうでしたし
今でも、いろんなルールがあると思うのですが
「そのルール、何?
何故そんなルールがあるの?」
というものが沢山あるわけです。
私が子供の頃、何10年も前ですが
スカートの丈が云々とかね
いろんなルールがいっぱいあって。
そうすると子供たちは
どんどんルールを破っちゃう訳なんですよね。
ですので結局、守るためのルールが反対に守らない
ことを作り出してしまっているのです。
子供たちの大きな負担に
それで、子供たちは沢山のルールを与えられると
すごく大きな負担になってしまうのです。
どんなふうに負担になって
その後どうなるかを
オーストラリアの子育て選手権番組で
実際に観ていっています。
選手権では、すごく大きな家にみんな集まって
エーカリッジの家と言って、敷地自体も大きいし
お家のねサイズも、いわゆる豪邸みたいなお家が
オーストラリアは結構あるわけですよ。
そういうお家に集まって
全く違う子育てで育てられている4組の家族の子供たちが
厳しいしつけをする親に
「こうしなさい、ああしなさい」って言われて
じゃあ、どうなるのか?
そういうことを観ていくととすごく面白いので。
実際に観ることで
理解できることがたくさんあると思います。
特に、今回の話のお題、
「良かれ」と思って押し付けると子供がかえってルールが守れなくなること。
これはつまり、たくさんルールがあると
分からなくなっちゃうことなのです。
今の学校は、沢山ルールがありますよね。
だから守れないのは仕方がないんです。
守らないためにルールができてしまっているのです。
さらにもっと大切なことを失うんです!!
それがルールが守れないことに繋がっているだけじゃなくて
番組視聴会で観ていただくと
実はですね、もっと良くないことがありまして…
たくさんのルールを強いて
それらをしっかりと守れるように働きかけることによって
私たち親がですね、子供達に切実に願ってる
大切なあるものを失うことに繋がる
ことが分かるんですよね。
それは一体何だと思いますか?
オーストラリア子育て選手権番組視聴会の案内♪
その答えはFacebookライブ終了直後の
日本時間の12時半にスタートする
オーストラリア子育て番組視聴会
ZOOMウェビナーにてお話していきます。
いろんな子育てを見ることで
自分の子育ての参考になります♪
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