子供達にとって競争は健全なの?~競争と子供たちの振る舞い~
目次
他の子供と比べられる競争社会
現代の子供達は常に他の子と比べられています。
試験の点や成績の評価で
常に競い合う環境に身を置いてるのです。
子供達にとって競争は健全でしょうか?
そうではないでしょうか?
世の中には
「競争が無いと子供達は努力しないんじゃないか?」
と思ってる人が凄く多いですが
では「どういう競争だったらいいの?」
「いや、そもそも競争ってよくないの?」など
色々疑問に感じると思うのですよね。
競争が激しくなると子供達はある振る舞いをする
競争の中でも、いくつか問題があると
言われてることがあります。
「競争が激しくなる」
つまり勝つ事が非常に重要になってくると
子供たちは他の人達に対してある振る舞いをし始める
っていうふうに言われてるのです。
これはどういう振る舞いだと思いますか?
ある振る舞いは学校システムが原因
その答えの一つは、他人を蹴落とすようなことなのです。
学校教育システムは
子供達が試験の点や成績の評価で
競争するように自然になってるわけなのですよね。
常に成績を出されて
点数で「あなたは何番」というふうに言われるわけです。
だから他人を蹴落とすようなことをし始めるわけなのです。
全体の中で何位というふうになると
やっぱり他人を蹴落とさないと勝てないと思うわけです。
「皆で協力して一緒に勝とう」ではないのです。
例えば学校ではテストや試験の答えを
他の人に教えちゃいけないですよね。
他の人から答えを得てもいけないし。
もし答えを教えてもらうと
カンニングと言って罰せられてしまいますよね。
なのでお互い協力し合うことができないのです。
だから「他人の順位が下がると自分が上がる」
という相対的なところにもっていくことによって
他人を蹴落とす風潮が作られていっているわけです。
研究によって分かっている事
他人を蹴落とすというのは
要は自分さえ良ければいいってことですよね。
勝つ事が重要視されると
他人に対して思いやりが無い振る舞いをし始めることが
研究によって分かっています。
だから今って「自分さえ良ければいい」という風潮を感じませんか?
それが特に、学校の成績や偏差値、学歴など
そういうところで上の方で勝ち続けてきた人達が
もちろん全員じゃないですが
そういう風潮があるんじゃないかなって私は思います。
「自分さえよかったら、ある意味他人を蹴落としても
どうでもいい」という感じがあると
色んな社会的な問題を見てると私は感じています。
本来、競争すべき相手は誰ですか?
本来は競争すべき相手は自分自身なのです。
自己成長と言いますよね。
周りとではなくて昨日の自分よりどれだけ成長したか
というところなのですよね。
そこに自然にフォーカスできると
自らどんどん成長していくことが出来るのです。
ご褒美あげたりとか、成績上げたら○○・・・
というのも無しで
自然に自ら伸びていきます。
アンスクーリングわくわくマンデー♪
今回は競争について理論的に話しましたが
理論だけではイメージしにくいかもしれないです。
そこで毎週月曜日の日本時間の12時半からスタートする
オーストラリア子育て選手権番組視聴会で
子供達が競争の中で他の子供達への思いやりを
どんな風に忘れてしまうのか
というのを凄く分かりやすく観ることができます。
毎週、色んなテーマを取り上げていますので
是非観に来て下さいね♪
まとめ
子供達が自らの興味や好奇心に基づいて
自主的な学びのプロセスを進める
究極のナチュラルラーニング『アンスクーリング』
についてもっと知りたい方は
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次回は「子供達にとって競争は健全なの?
アンスクーリングの視点から競争についてお話します。