子供達が毎日のスケジュールを決めれるとどうなる？後編
前回は「子供達が毎日のスケジュールを
決めれるとどうなる？」前編で
子供達自身がスケジュールを決めることに
不安を感じなくても大丈夫
という事をお話しました。
今回はその続きです。
目次
自由過ぎても自分勝手にはなりません
例えば、子供達がずっと自由な時間を過ごしていると
決まったスケジュールに合わせることが
できなくなってしまうんじゃないの？
という考え方があるんですが
それはアンスクーリングしていたとしても
ずっと自分の自由な時間では
ないんですよね。
なぜかというと、社会活動しているので
家族も小さな社会の一単位ですし
私達はいつもチームワークで
動いています。
何がチームワークかっていうと、例えば
「他の兄弟がこれに行きたいけど、自分は行きたくない。
でも自分だけ、一人でお家にいるわけにはいかないから
今の時間は一緒に出掛けよう。」
という時間も、もちろんあるわけです。
だからずっと自分優先で
全てをやっているわけではなくて
いろんな部分ですごくフレキシブルに
だけど、基本としては
他の人の事も考えながらやっています。
もちろん、自分がやりたい事は
すごく尊重されるんですけど
でも、自分と同じように
他の人の自由を尊重するために
自らも協力していく
助け合っていくことでしか
共同生活は出来ないので
それが自然に行われているのです。
スケジュールを押し付ける必要は無い
ですので私が思うに
大人がスケジュールを押し付ける必要は無い
と思っています。
今って時間を自由にできる子供達は
本当に少ないと思うのです。
自分でやりたい事ができるように
自分自身で時間を決めていくとか
時間に縛られないで
「今すごくこれがやりたい」ってことをやれる時間が
今はとっても少なくなっています。
ですが、アンスクーリングでは
子供達が自由な時間を
日々、沢山とっています。
やりたいことをやる大人になる！
でも、社会生活が出来なくなることは無くて
そういう子供達は、
自分が本当にやりたいことをやって
生きていく大人になります。
それができるのは、今の世の中では
簡単な事ではないんですよ、実は。
けれどもアンスクーリングをしている人達は
それが出来てる人がすごく多いのです。
本当に、ほとんど出来ているんですよ。
自由な時間を大切にする最先端のIT起業家
先日、タイのプーケットにお仕事で行った時に
大きなイベントに参加したんですね。
その時に世界的に著名なAIの最先端の技術を駆使した
ソフトウェアのプログラムを販売している
起業家の方のお話を聞きました。
その方は自由な時間を凄く大事にしてる方なのですが
起業した理由は○○したくないから
その方の起業した理由は
「目覚ましに起こされる生活したくない」
ということだったのです。
以前は会社員として働いていて
目覚ましで眠い中に起きて
通勤するのがとても嫌だったらしいのですね。
起業した理由はそれなのです。
でも私は、それでいいと思っています。
やりたくないことを選び続けますか？
人生の中でやりたくないことを
例えば満員電車に揺られて会社に行かなきゃいけない
そうしないといけない…
私はそうじゃないと思うのですよ。
本当にやりたいことをやって
好きな人生を送っていくべきだと思うのです。
日々毎日を自分が心から「本当に生きてて良かったな」
って思えるようなことを
そんな生活を送りながら、生きていきたいと思います。
老後に困らないために一生懸命働く…
ストレスを抱えて嫌な事をやりたくないけどやる…
目覚ましに起こされて、辛いけど通勤する…
満員電車に揺られていく…
という生活を選ぶのもアリですが
もちろん、ほとんどの人がそうだと思うのですよね。
でもそうじゃなくて
本当にいろんな生き方があるわけです。
それをどうやって選ぶか。
自分じゃ自由に選べないと思い込んでる人が
すごく多いですが
アンスクーリングでは
自分で常に選ぶ、自分で決めるっていうことを
毎日やっています。
子供の頃からそうしていると
大人になってからも
自分で自由に選んでいく事を当然のように
行っていきますよね。
ですので、そういう一般とは違う生き方もあるよ
ってことを今回はお話しました。
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