Tag: 子供の成長

  • 子供達が毎日のスケジュールを決めれるとどうなる?後編

    子供達が毎日のスケジュールを決めれるとどうなる?後編

    前回は「子供達が毎日のスケジュールを決めれるとどうなる前編」で   子供達自身がスケジュールを決めることに 不安を感じなくても大丈夫 という事をお話しました。   今回はその続きです。   自由過ぎても自分勝手にはなりません   例えば、子供達がずっと自由な時間を過ごしていると 決まったスケジュールに合わせることが できなくなってしまうんじゃないの? という考え方があるんですが   それはナチュラルラーニングていたとしても ずっと自分の自由な時間では ないんですよね。   なぜかというと、社会活動しているので 家族も小さな社会の一単位ですし   私達はいつもチームワークで 動いています。   何がチームワークかっていうと、例えば 「他の兄弟がこれに行きたいけど、自分は行きたくない。 でも自分だけ、一人でお家にいるわけにはいかないから 今の時間は一緒に出掛けよう。」   という時間も、もちろんあるわけです。   だからずっと自分優先で 全てをやっているわけではなくて いろんな部分ですごくフレキシブルに   だけど、基本としては 他の人の事も考えながらやっています。   もちろん、自分がやりたい事は すごく尊重されるんですけど   でも、自分と同じように 他の人の自由を尊重するために 自らも協力していく   助け合っていくことでしか 共同生活は出来ないので   それが自然に行われているのです。   スケジュールを押し付ける必要は無い   ですので私が思うに 大人がスケジュールを押し付ける必要は無い…

  • 子供達が毎日のスケジュールを決めれるとどうなる?前編

    子供達が毎日のスケジュールを決めれるとどうなる?前編

    今回は「子供達が毎日のスケジュールを決めると、どうなる?」 というお話です。   学校なしのナチュラルラーニングマスターコーチ、 ソルウェイふみです♪   私はオーストラリアで、ナチュラルラーニングという子育て法で 二人の娘を育てていて   ナチュラルラーニングというのは その名の通り、子供達が自然に学んでいく方法なのです。   つまり、学校のように 「今、何年生だからこれを学ぶ」という方法じゃなくて   子供達の興味に基づいて色んな事を周りから学んでいく 私が教えるのではなくて、子供達が自ら学んでいく という方法なんですよね。   「それってどういうこと?」って思うかもしれませんが 子供達は普通に大きくなっていきます。   もうすでに世界では ナチュラルラーニングの歴史があるんですよね。   そして、そういう子供達、ナチュラルラーニングを選ぶ家庭が こちらオーストラリアやアメリカ、ヨーロッパで 徐々に増えてきています。   「そんな子育て法で大丈夫なの?」 と感じるかもしれませんが   子供達は毎日とっても幸せに 本当にやりたいことをやって過ごしてるのです。   今は大人主導で決められているが、昔は…   では今回のお話。   今の世の中は、子供達がいつ何するのかを 大人達が決めてるわけなのです。   幼稚園とか学校で 子供達が一日中、何をするかは 大人達によって決められていて。   でもこれは歴史的に見ると、とても浅くて ここ100年、200年ぐらいのことなのです。   それ以前は、子供達は何をしてたかというと 家庭の中で親を助けたりとか 兄弟と一緒に遊んだりとか。   それが子供の生活の一部になっていて。  …

  • 「良かれ」と思って押し付けると、子供がかえってルールが守れなくなる事とは??

    「良かれ」と思って押し付けると、子供がかえってルールが守れなくなる事とは??

    今回は「良かれと思って押し付けると 子供がかえってルールが守れなくなることは??」 についてお話していきたいと思います。   オーストラリア子育て選手権番組で繰り広げられてること   今回は何故この話になるかというと 毎週月曜日、12時からのアンスクーリングわくわくマンデーFacebookライブの後に オーストラリアの子育て選手権番組を みんなで観ているのですが (こちらのイベントは終了いたしました)   その子育て選手権っていうのは 10通りの子育てをしているオーストラリアの家族たちが 「自分たちの子育て方がいいよ!」ということで いろんなチャレンジをしながら   子供たちがどんな感じでどんな反応をするかってことを 競っている、そういう番組なんです。   その番組で今、何が行われているかというと 大きなおうちで、勝ち残ってきた4組の家族たちが集まって   それぞれの子育て法の代表のご夫婦が担当になって その4組の家族の子供たち、12人を 自分たちの子育て法で一日だけお世話をする ってことをやっています。   厳しい子育ての親御さんのチャレンジ!   今回は、厳しい子育ての親御さんたちが 12人の子供たち見ていて   チャレンジの内容っていうのが 「オーストラリアバーベキューをみんなでやる」 ということなのです。   それで、子供たちが楽しく過ごせるかどうか というのを見ているのですが   そうしたら、厳しい子育ての親御さんたちは 「まずはしっかり仕事をして、やるべきことをやって、 楽しみは後でとっておく」 というふうに言っていて。   そのバーベキューの準備を子供たちに どんどん指示をして、やってもらったのですが   今回の視聴会の内容は バーベキューも終わって みんなで遊びの時間で   遊ぶ時に大きな水鉄砲みたいなのを 子供たち、ひとりひとりが手にして遊ぶのですが  …

  • 「先に大変な事をやっておけば、後で楽が出来る」という考え方の3つの危険性~その2 長期的な利益を軽視

    「先に大変な事をやっておけば、後で楽が出来る」という考え方の3つの危険性~その2 長期的な利益を軽視

    前回は 「先に大変な事をやっておけば、後で楽が出来る」 という考え方の3つの危険性~ その1 自己決定権、自発性の軽視で、   マイナス面の1つ目をお話ししました。     長期的な利益を軽視   次にマイナス面の2つ目、 「長期的な利益を軽視」です。   これ反対じゃないかと思いますよね。   いやいや、もっと先のことを考えて 先にやりたくないことをやるんでしょ? 後で楽ができるから先にやるんでしょ? って思うと思うんですけど   実はね、違うんですよ。   成長の段階でその時やるべきことがある   人間は本来ですね、必要な時期に やるべきことっていうのが あるんですよね。   やるべきことを人為的に後回しに   それを先に大変なことを ある意味、無理やりやるってことは 人為的に後回しにしてしまうことが 結構あるんですよね。   子供たちは今すべきことを分かっている   例えばね、子供たちの発達に関して言うと   子供たちはね 自分が今、何をすべきか っていうことを分かっているんですよ。   小っちゃい赤ちゃんとかわかんないでしょ? と思うかもしれないんですけど   実はね、全部分かってるんですよね。   でも大人が…   だけど大人が 「今はね、もう幼稚園に入って、もうすぐ小学校だから それまでにちゃんと椅子に座れるようにならないと 学校で勉強できないから」…