薬とサプリメントの違いって何?
「薬とサプリの違いってなんだろう?」というご質問を
コミュニティ内で頂いたので調べてみました!
目次
身近な薬の恐ろしさ
薬の場合、基本的に石油由来の製品であるという事と
長期、短期、あるいは
まだ副作用と認定されていないけれど
後から出てくるものも含め
健康に深刻な問題を引き起こす可能性のある
『副作用』があるという事ではないでしょうか。
薬局で安易に処方箋なしで購入できるものであっても
それは同様で
例えば解熱鎮痛剤(特に非ステロイド性消炎鎮痛剤NSAIDs)が
薬剤性腎障害の一番の原因となっています。
(参考:糖尿病サミット内での内山葉子医学博士のインタビュー)
サプリの安全性は?
サプリの場合、合成のものと天然のものとあり
品質は様々なのでその品質にもよりますが
基本的に一時的な反応(例:ビタミンCを
身体が必要以上に摂ると
不必要な量は下痢のような状態で
体外に排出するなど)はありますが
メガビタミンを含め
薬のような健康に深刻な問題を引き起こす
副作用がない、薬に比べて圧倒的な安全性の高さが
薬とは大きく異なる点ではないでしょうか。
マスコミの「○○(ビタミンやミネラルの名前)を摂ると
○○(健康への問題)の可能性」
というような記事などは見かけますが
あくまで可能性で実際にそうした問題に繋がっているという報告や
死亡例などは見当たりません。
見つけた人は是非教えてください!
ビタミン大国アメリカのビタミンによる死亡数は?
アメリカのデータですが
1983年から2009年までの27年間
ビタミンによる死亡は全く無し。
(参考:http://orthomolecular.org/resources/omns/v07n05.shtml)
2009年までだと今のようにサプリが浸透していなかったのでは?
とおっしゃる人もいらっしゃるかもしれないので
最近の数値で言うと
米国中毒予防センター協会の2021年次報告によると
ビタミン剤による死亡者はゼロだそうです。
(参考:https://www.townsendletter.com/1d-no-deaths-from-vitamin-or-mineral-use/)
ビタミンの安全性、いかがでしょう?
アメリカのお薬(1種類だけ、1年だけ)の死亡数は?
対してお薬の方ですが、
オピオイド鎮痛薬は2008年に約15,000人の死亡に関与。
たった1種類の薬で1年でこの数字です、、、。
(参考:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22617462/)
米国では医療ミスが死亡者数の第〇位!
あとお薬だけじゃなくて
実は医療ミスも多くの死亡や甚大な健康被害、
そして後遺症などを引き起こしているのですね。
ジョンズ・ホプキンス医学部
(6つの大学病院と地域病院、
4つの郊外医療センターと手術センター、
40以上の患者ケア拠点、
在宅ケアグループ、国際部門からなる)
の患者安全の専門家は
2013年において米国では
年間25万人以上が医療ミスにより死亡している
と計算しました。
この数字は2016年5月3日付のBMJ誌に発表されたもので
米国疾病予防管理センター(CDC)の発表によると
死亡理由1位の心臓病、2位のがんに引き続き
医療ミスが第3位で
年間15万人近くが死亡している第4位の呼吸器疾患を上回って
医療ミスでの死亡者数が25万人以上だったということです。
医療がそこまで発達していない発展途上国の話ではなく
先進国でもトップの医療技術や施設を誇る米国の話ですよ。
マスコミは絶対報道しないですよね、、、。
では日本ではどうなの?
以上、データの収集がすんなり出来た米国の情報ですが
日本に関してはこちらに薬の副作用の詳細がありましたので
参考にしてみてください。
↓
参考:https://www.pmda.go.jp/safety/reports/patients/0002.html
死亡や後遺症、未回復のものなど
四半期ごとに多々あります。
これらは『報告があったもの』だけで
これだけの数があるわけです!
緩やかな健康被害、長期的な健康被害、
薬剤との関連性に気づかなかった健康被害を含めると
とてつもない数になることは想像に難くないです。
医療過信じゃない?
調べれば調べるほど
いかに私達が大事な情報を与えられてなくて
医療を過信し、代替療法、自然療法は危ない!
となるように誘導されてしまっているのかと
ため息が出ます。。。
薬とサプリの違いとは?を
あなた自身が調べたり
考えたりするきっかけになれば幸いです。